新時代のタフネススマホはHelio P90と大容量バッテリーが主流になっていきそう。先日レビューしたUlefone Armor 7に続き、今回はDOOGEE S95 Proのご紹介です。
DOOGEE S95 ProもUlefone Armor 7とほぼ同様のスペックとなっていますが、DOOGEE S95 Proはモジュール式となっているのが特徴です。
もくじ
スペック
商品名 | DOOGEE S95 Pro |
発売日 | 2019年10月 |
OS | Android 9.0 |
Antutu | 約220.000点 |
ディスプレイ | 6.3インチ 2160×1080/FHD+
Corning® Gorilla® Glass 5 |
CPU | MediaTek Helio P90 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 128GB |
対応バンド | 4G ; B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
3G ; B1/2/4/5/8/6/B34/39 |
アウトカメラ | 48MP+8MP+8MP
SONY IMX586 f/1.8+f/2.4 |
インカメラ | 16MP f/2.0 |
サイズ | 168mm×79.3mm×13.8mm |
バッテリー | 5150mAh |
重量 | 285g |
特徴
IP68/IP69Kの防水性能に加えMIL規格にもしっかり対応しているタフネススマートフォンです。タフネススマートフォンとしてはスペックは高めにつくられています。
DOOGEE S95 Proは、タフネススマホとしては珍しく、拡張性豊かなモジュールデザインとなっています。バッテリー、HIFiスピーカーモジュールなどを後ろに装着すれば、スペック以上の性能を引き出すことが可能となっています。
バッテリーモジュールでは単体で3500mAhを搭載。本体と合わせることによって8650mAhと世界最大のバッテリー容量を実現できます。
3mの水深に4時間沈めても壊れることなく、2mの高さから落としても壊れない、物理的に最強のスマートフォンとなります。
MediaTek Helio P90は今までのMediaTek製CPUとは違い、重たいゲームもスムーズに動きます。また、Ulefone Armor 7のレビュー時に、ゲームを1時間ほど遊びましたが、熱を持ちにくく、優れたCPUだと思いました。UFS2.0も積んでいるので、ストレージの読み込みも早く、ゲーミングにも適している性能です。
タフネススマホとは思えない、トリプルカメラを搭載。48MPのメインカメラ、117°超広角、最大10倍ズームカメラを搭載しています。さらには4cmまで寄ることができる機能が付属しています。
ディスプレイはCorning® Gorilla Glass 5を採用しています。現在、Corning® Gorilla Glass 6まで発売されていますが、それでも十分な性能を発揮します。
ちなみにGorilla Glass 6は5の2倍の強度を誇り、高さ1mから粗い面へ落下させるテストで、平均15回、落下させて割れなかったガラスです。
OSはほぼピュアに近いAndroidを搭載されています。ゴミが少ないのでここら辺もいい点ですね。
ポイント
良い点
・IP68/IP69Kの防水性能に加えMIL規格
・モジュール型を採用し、最高の拡張性
・ゴミがないピュアなAndroid OS
・ゲームまで快適にプレイ可能なMediaTek Helio P90
・RAM 8GB
・スマホ単体で5150mAh、モジュール込みで8650mAhの大容量バッテリー
気になる点
・Corning® Gorilla Glass 5
・スマートフォントップクラスの重量、285g
まとめ
DOOGEE S95 Proはどんなユーザーも満足できるタフネススマートフォンのひとつです。ピュアに近いAndroid、ゲームまで快適にプレイ可能なMediaTek Helio P90、モジュールでの拡張性、タフネススマートフォンでは最強の一角です。
Gorilla Glass 5が少し気になるところでもありますが、設計上タフネススマートフォンって画面から落下しないようにできているので気にしなくてもいいかもしれません。
スペックの高い頑丈な端末をお探しの方にはお勧めできる一品です。