2019年10月に販売が開始されたHuawei Nova 5zが届きましたのでレビューしていこうかと思います。2.6万円程度で購入でき、ゲームもサクサクこなせるkirin810を搭載した普段使いにちょうどいい端末となっています。今回は1週間使用レビューとなります。
もくじ
スペック
製品名 | Huawei nova 5z |
発表日 | 2019年10月 |
Antutu | 293,620点 |
OS | Android 9.0 , EMUI 9.1 |
ディスプレイ | IPS , 6.26インチ1080 x 2340 , 412 ppi DCI-P3 |
対応バンド | LTE FDD:B1/B3/B4/B5/B8/B19 TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 WCDMA:B1/B4/B5/B6/B8/B19 TD-SCDMA:B34/B39 |
SoC | HiSilicon Kirin 810 (7 nm) |
RAM | 6GB |
ROM | 64/128GB |
カメラ | ・48 MP, f/1.8, 26mm (広角), 1/2.0″, 0.8µm, PDAF ・8 MP, f/2.4, (超広角) ・2 MP, f/2.4, 27mm (マクロ) ・2 MP, f/2.4, 深度センサー |
インカメラ | ・32 MP, f/2.0, 26mm (広角), 1/2.8″, 0.8µm |
バッテリー | 4000mAh |
サイズ | 156.1 x 73.9 x 8.3 mm |
重量 | 178 g |
対応バンド
〇:対応必須バンド
★:プラチナバンド(山奥でも繋がりやすい)
LTE | 端末 | ドコモ | au | ソフトバンク Ymobile |
Band 1 2100MHz | 対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 3 1800MHz | 対応 | 〇 | ||
Band 8 900MHz | 対応 | 〇 | ||
Band 11 1500MHz | ||||
Band 18 800MHz | ||||
Band 19 800MHz | 対応 | ★ | ||
Band 21 1500MHz | ||||
Band 26 800MHz | ||||
Band 28 700MHz | ||||
Band 41 2500MHz | 対応 | |||
▼3G | 端末 | ドコモ | au | ソフトバンク Ymobile |
Band 1 2100MHz | 対応 | 〇 | 〇 | |
Band6 800MHz | 対応 | ★ | ||
Band 8 900MHz | 対応 | 〇 | ||
Band9 1700MHz | ||||
Band 11 1500MHz | ||||
Band 19 800MHz | 対応 | ★ |
ドコモ系◎au系△ソフトバンク系◎
実機レビュー
付属品

付属品は、急速充電機、イヤホン、USB-Cケーブル、付属ケース、取扱説明書、本体となります。付属ケースはソフトタイプで、ちょっと薄めです。中で擦れないようにすべり止めがついています。
デザイン

この価格帯によくあるシンプルなガラス背面となります。背面指紋認証の速度はそこそこに早いといった感じです。
ディスプレイ

IPSディスプレイは6.26インチのパンチホール型ディスプレイとなります。色は赤が強い印象を受けます。ボクシングの試合なんかでは、殴られた場所と肌の色の区別がつかないくらいです。
各ベンチマーク

Antutuベンチマークは連続で5回測りました。比較対象にメイン機のRedmi K30を用意しました。Nova 5zは293620点から始まり5回目には247286点となりました。測定ではかなりスコアが下がっているように見えますがその反面、温度管理はとても良好です。

Nova 5zは36.9℃で手に持っていても不快感は一切ありません。

Redmi K30は43.0℃になってしまいました。K30は冷却システムが搭載されていて、高負担でもパフォーマンスは落ちにくいですが、端末温度は確実に上がっていきます。一方のNova 5zは高負担時のパフォーマンスは徐々に下がりますが、端末温度は一定でピタッと止まるようになっています。

UFS2.1ですが書き込み、読み込みともに良好です。ヘビーユーザーでも問題ないくらいだと思います。
ゲーミング(PUBG)

PUBGを最高設定でプレイ。何も問題なく動きます。プロプレイヤーでないならこれでいいと思うんですよね。ただ、有機ELと比べるとタッチの反応速度は鈍いです。これは仕方がない部分だと思います。
カメラ

色ノリが少し悪いです。寒色よりだと思います。

目で見た色よりも薄いです。このバナナはもう少し生きていました。解像感はいまいち。

ダイナミックレンジはものすごく狭いです。黒潰れ、白つぶれの耐性は期待しない方がよさそうです。

暗所でのノイズ耐性は、この価格帯ではかなり良好。

暗所でオート設定だと、無理にISOを上げずにシャッター速度を下げない傾向があります。
手振れ補正は皆無でした。2MPマクロと深度センサーはどの端末でもおまけ。テストしていません。
スクリーンオンタイム(SOT)

最後の充電から1日と17時間、10%まで使ってのSOTがこちら。

この端末のバッテリー持ちはえげつない。10時間持ちました。Kirin810は省電力性にも優れていることが見てわかると思います。
サウンド

底面シングルスピーカーですが音量も質も良好だと思います。高音も低音もほどほどに出ているように感じました。
Google系インストール方法
こちらの記事を参考にしました。Google Installerを使用して一括でパッケージをインストールすれば問題なく使用することが可能です。この記事を見る前までは、バラバラで各サイトからインストールして使っていましたが安定しなかった為、こちらを使用しました。
いいとこ わるいとこ
いいとこ
・SoC Kirin 810のパフォーマンスとバッテリー持ちがとても良い。
・長時間使用しても熱を持ちにくい。
・最近の端末では珍しく178 gと軽い。
・2.6万円で購入できる。
わるいとこ
・Google系サービスを導入するのにひと手間かかる。
・カメラが値段相応。
まとめ
Huawei Nova 5zは全体的に見て、価格とクオリティーが釣り合っている素晴らしい端末に仕上がっています。特にSoCで使用されているKirin 810が優秀で、普段使いからゲーミングまで問題なくこなせます。さらにバッテリー持ちも良く、ミッドレンジ帯トップクラスのバッテリーライフとなっています。
Huawei端末を触ってみたいという方にもおすすめできる一台となっています。
販売ショップ
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