redmi k30 Ultraが中国で8月11日に発表されましたが、このスマートフォン、まさに2020年コスパ最強です。
Samsung製120Hzリフレッシュレート有機ELにMediatekのハイエンドSoC、その他すべてハイエンドクオリティーで約3万円。今どきの10万円を越すスマートフォンを購入するのが馬鹿らしくなる鬼スペックで登場です。
もくじ
スペック
発売日 | 2020年8月14日 |
OS | Android 10, MIUI 12 |
Antutu | 約520000 |
ディスプレイ | SAMSUNG有機EL , 6.67インチ , 1080 x 2400 20:9 , 395 ppi , 120Hzリフレッシュレート |
サウンド | ステレオデュアルスピーカー トップと底面に搭載 |
素材 | 裏表ゴリラガラス5 , アルミフレーム |
SoC | Mediatek Dimensity 1000+(7nm) |
RAM | 6GB/8GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.1 |
対応バンド | 3G バンド 1/2/4/5/8 4G バンド 1/3/5/7/8/34/38/39/40/41 5G バンド n1/3/41/78/79 |
アウトカメラ | 64 MP, f/1.9, 26mm (広角) 13 MP, f/2.4, 119˚ (超広角) 5 MP, f/2.2, 50mm (望遠マクロ) 2 MP, f/2.4, (深度センサー) |
インカメラ | ポップアップ20 MP, (広角) |
サイズ | 163.3 x 75.4 x 9.1 mm |
バッテリー | 4500 mAh , 33W(100%まで58分) Quick Charge 4+ |
防水 | 防滴程度 |
重量 | 213 g |
その他 | ポップアップ式・全画面ディスプレイ |
価格 | 約30,000円 |
特徴

redmi k30 Ultraは、Samsungブランドの高品質な有機ELが使用されています。リフレッシュレートは120Hzと、そこら辺のハイエンド機よりもリッチなディスプレイが使われ、どんなひとも満足いくディスプレイに仕上がっています。

パンチホールでもノッチでもない、真のベゼルレス全画面ディスプレイ搭載。ホップアップ式フロントカメラを搭載した本体には邪魔なものは一切ありません。
ゲームをしていて、パンチホールでタッチが抜ける、ノッチのせいでステータスが見えないなんてことは一切なく、ディスプレイを楽しむことが可能です。
今年のハイエンドスマートフォンはPOCO以外すべてパンチホールを採用していることもあり、全画面スマートフォンは貴重な存在です。もはや絶滅危惧種といっても過言ではないので、この点は大いに評価できると思います。

カメラ構成は64 MP, f/1.9, 26mm (広角) + 13 MP, f/2.4, 119˚ (超広角) + 5 MP, f/2.2, 50mm (望遠マクロ) + 2 MP, f/2.4, (深度センサー)のクアッドカメラを搭載。
いつもならやっつけ作業のマクロカメラとスルーするも、今回は高画質な望遠マクロカメラが搭載されています。

実はこれ今年のフラッグシップ機であるXiaomi Mi 10よりも冷却版の面積だけ見れば大きいんです。Mi 10 が3000m㎡ redmi k30 Ultra 3495m㎡。どれだけの効果があるかは定かではありませんが、冷却システムにもしっかりこだわっていることがわかると思います。
これで安心しながら充電+フォートナイトができるはず!!

k30 Ultraは33W急速充電に対応し、100%充電までおおよそ58分(公式広告)で充電が可能です。最近のスマートフォンとしてはやや遅めでワイヤレスチャージに対応していない点が残念ですが、十分な速度を持っています。
さらに最近では影が薄いQuick Charge 4+にも対応し、互換性がある充電器が多いのもうれしい点ですね。
ポイント
- いつも通り日本に対応していない通信バンド
- ノーワイヤレス充電
- ホップアップフロントカメラ
- SAMSUNG有機EL
- 120Hzリフレッシュレート
- Mediatek Dimensity 1000+
- 上下デュアルスピーカー
- 望遠マクロ
- Quick Charge 4+
日本で使える?
今現在、redmi k30 Ultraは中国国内のみで販売することを発表されています。グローバル展開はされないとのことです。
日本でもAliExpressやJDなどで購入することはできますが、中国バージョンとなるため、「英語と中国語」のみの対応となります。また、GMSは導入されていない状態で販売されているはずですが、公式ストアから導入することができるのでそこは気にしなくて大丈夫です。
以前ご紹介した、XiaomiのEU版こと、eu.romですが、Mediatek製 Dimensity 1000+に対応するかは現在不明だそうです。昨年発売されたMediatek製SoCを積んだredmi note 8 Proもeu.romが打ち切りとなっているため、こちらのredmi k30 Ultraも開発は期待薄いかもしれないです。
https://t.co/O4RcyjjXpj ROMリーダー 2019年コミュニティーより引用。
— Paa@redmi k30 Ultra MTK SoCのため購入不可 (@parar1919) August 16, 2020
「TWRPやMagiskやその他のmodsをインストールすることでブリックが多く発生したため、HMnote8Pro MTK [ベゴニア]のサポートを終了しました。何かが「うまくいかない」場合、MTKはFastbootを起動できません。」 https://t.co/YbNivbaOqM
PS: We do not recommend buying MTK devices if you want to use our ROMs..
ingbrzy氏 Xiaomi.eu ROM 開発リーダー
まとめ
redmi k30 Ultraは日本での使用(日本語での使用)において難しいかもしれません。それでもスペック上、かなり魅力的な端末にまとまっているのでほしいという方はいると思います。
今現在AliExpressでも徐々に販売が開始されてきているので、もしどうしても欲しい方がいらっしゃればこちらから購入してもいいかもしれません。