VANKYOのプロジェクター、Leisure 470が届きましたのでレビューしていきます。こちらの製品、1万円で4000ルーメンの明るさを持ちながらも本体重量が137gと軽量となっています。スマホとのミラーリングを行えばスマートフォン画面を写せるほか、ポート類が充実しているため、どんなデバイスにも接続することが可能となっているプロジェクターです。
もくじ
Vankyo(バンキョー)とは
Vankyoはプロジェクターやタブレット端末などを中心に扱っている中国のブランドです。
会社の設立は2017年8月29日と業界の中では比較的新しい企業となっています。
開発者チームの中にはHuawei、Lenovo、DJI、PWC、UBTechの出身者もいるようです。
バンキョーの製品は、生活の質を高める革新的な機械のみならず、テクノロジーと健康を結びつける開発にも力を入れています。最高品質の製品と最も行き届いたサービスを提供することを目指しているとのことです。
Vankyoの日本公式ツイッターはこちらとなります。製品のプロモーションやサポートへの問い合わせはこちらからとなっています。
メールでのやり取りで日本担当者がこの会社にいることが分かりました。カタコトでもなく、読みやすい日本語で、対応も早いことから、日本のサポートもバッチリだと思います。
【VANKYO Leisure 470】プロジェクター 製品仕様
製品名 | VANKYO Leisure 470 |
リア解像度 | 1280×720P |
最大解像度 | 1920×1080P |
LED輝度 | 4000ルーメン |
コントラスト比 | 3500:1 |
アスペクト比 | 4:3/16:9/自動 |
投写距離 | 1.3-8.1m |
投写サイズ | 39″-250″ |
推薦投写距離 | 3m |
重量 | 製品本体 ; 約137g
バッグ+本体 ; 約180g |
その他 | ダブルファン冷却システム
3W/4ohmのスピーカー内蔵 |
ポート類
VANKYOのプロジェクターは、HDMIポート* 2、USBポート、VGAポート、AVポートを使用して、TVボックス、Amazon Fire Stick TV、Chromecast、PC、ラップトップ、タブレット、外部スピーカー、Playstation、Xbox、DVDプレーヤー、カードリーダー、USBスティック、メディアプレーヤー、iPad、iPhone、Androidスマートフォンと様々なデバイスに接続可となっています。
こちらの画像の各ポートに刺されば出力することが可能です。
今回ブログ内では先日購入したXiaomi Mi BOX Sを使用し、レビューしていきます。
VANKYO Leisure 470 レビュー
こちらが内容物となります。説明書、リモコン、HDMIケーブル、赤白黄ケーブル、ACケーブル、バッグ、本体となります。
バッグはこんな感じです。低反発素材が使用されているため、ぶつけても衝撃を吸収してくれます。本体を固定できるバンドもあり、中で動くことを防ぎます。
日本語対応の丁寧すぎる説明書も付属。ボタン、リモコンの操作説明も一つずつ記載されている為、初心者の方でもスムーズに使用が可能です。
この説明書を読めばわからないこともすぐ解決できるほどわかりやすく解説されています。
早速取り付けてみる。プロジェクターの角度はこのネジを動かして高さをつけます。正直ネジは耐久性なさそうですが、安定して支えられました。
こちらのリングをねじればフォーカスを調整できます。固くなく、すぐに調整できます。
めっちゃ奇麗!! 大画面のディスプレイを購入したかのような幸せな気分になりました。
反応速度もよく、ゲームや動画を見ていても違和感なく使用ができます。
部屋を明るくしてみました。4000ルーメンの明るさは伊達ではありません。天井照明、照明×2の状態でもきちんと見ることができます。この明るさでこれだけ写れば、室内での使用には困らないはずです。
内臓スピーカーは非常にクリアに聞くことが可能となっています。ポートもあるため外部スピーカーに接続して音声を出力することも可能となっています。
ただ、そこまで音が大きくない為、映画とか鑑賞される方は外部スピーカーの出力の方がいいかもしれません。
1時間使用してみての温度です。裏面の上半分が熱くなる傾向があり、46.4℃と測定されました。その後使用しても冷却システムのおかげなのか、上がることがなく、46℃前後で推移していました。
温度管理は非常に優秀な製品となっています。
スマホとのミラーリングは2タイプに対応。Android、iosどちらでも使用可能。
Androidデバイスなら、開発者オプションのデバッグモードをオンにして有線で接続、もしくはWiFiからのミラーリングとなります。
遅延もあまりなく、快適に使用できます。プレゼンテーションの資料をスマホに入れて、スマホをリモコン代わりに使用することも可能となります。
詳細な使用方法は説明書に記載されています。
臨機応変に使えるのはとても便利です。
保証について
【3年メーカー保証】VANKYOテレビプロジェクターはPSE認証され、安全基準の検査に合格した電気製品です。3年間メーカー保証(100%返金保証)と専門的なカスタマーサービス&テクニカルサポートをご提供いたします。日本語マニュアルついております。また何か質問がありましたらお気軽にメールにてお問い合わせください。
3年のメーカー保証がついています。それ以外にもAmazonからプライムで購入した場合、1か月間の無条件返品保証があるため、万が一初期不良に当たっても返金してもらうことが可能です。
良い点
・プロジェクター本体にWiFiが内蔵されているため、スマホ・タブレット・その他の端末と簡単に接続ができる。
・4000ルーメンと1080PフルHDから出力される映像は非常にきれい。ディスプレイのように使用できる。
・3500:1の高コントラスト比で明暗の差がはっきりしている為、ホームシアターに最適。
・ポートが多い(SDカード*1、HDMI*2、USB*2、AV*1、イヤホン*1)のでどんなものでも出力できる。
・スピーカーが内蔵されているため、HDMIケーブル一本で映像と音が楽しめる。
・1時間以上使用しても46.4℃前後で推移する温度管理。
・1か月のプライム返品保証。3年間のメーカー保証で安心して使用できる。
・137gと軽量なので持ち運びにすごく便利。バッグもまあまあおしゃれなのでどこにでも運ぶことが可能。
・1万円でこの多機能なプロジェクターはなかなかない。
悪い点
・スピーカーの音が小さい。音声が必要な場合は外部スピーカーを使用した方が賢明。
・プロジェクターの角度をつけるネジが弱そう。この価格帯なら仕方ないこと。
まとめ
プロジェクターなら1万円のVANKYO Leisure 470でいいと思えるほど満足度は高いです。これ以上を求めるならもっと上の価格帯へ行くしかないと思います。
本体重量が137gと軽量なので、外でプレゼンテーションを行う方にもおすすめです。それ以外では家で映画鑑賞をされる方やスマホとの連携が必要な方におすすめします。
1万円なので、お手軽入門機として試してみるのもいいかもしれません。
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