Vankyoから4月7日に発売の10インチタブレット【Matrix Pad S20】が届きましたのでレビューしていこうかと思います。
こちらのタブレットは先日レビューしたS30よりも解像度は低く、重量が軽い仕様です。またS20は、色々な部分で今までのバンキョー端末よりも改善がみられている端末です。
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もくじ
Vankyo(バンキョー)とは

Vankyoはプロジェクターやタブレット端末などを中心に扱っている中国のブランドです。最近ではイヤホン、ヘッドホン、その他ガジェットの開発にも注力しています。
会社の設立は2017年8月29日と業界の中では比較的新しい企業となっています。
開発者チームの中にはHuawei、Lenovo、DJI、PWC、UBTechの超有名企業の出身者もいるようです。
バンキョーの製品は、生活の質を高める革新的な機械のみならず、テクノロジーと健康を結びつける開発にも力を入れています。最高品質の製品と最も行き届いたサービスを提供することを目指しているとのことです。
Vankyoの日本公式ツイッターはこちらとなります。「製品のプロモーション」や「サポートへの問い合わせ」はこちらからとなっています。
スペック
製品名 | Vankyo MatrixPad S20 |
OS | Android 9 Pie |
Antutu | 90,228点 |
ディスプレイ | IPSディスプレイ 10.1インチ , 1280*800 , マルチタッチ |
チップ | SC8322 |
GPU | IMG 8322 |
CPU | Cortex A55(2017年製) |
フロントカメラ | 5MP |
アウトカメラ | 8MP |
ストレージ | 64GB |
RAM | 3GB |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac , BT5.0 |
サイズ | 24.1 x 16.8 x 1 cm |
重量 | 531g |
その他 | microSDカードスロット |
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同梱物

同梱物はACアダプタ・USB-C・説明書・MatrixPad S20本体です。
購入してそのまま使用することが可能で、説明書も日本語で細かく書かれています。機械が苦手な方でも安心してそのまま使えるのはいつも通りのバンキョークオリティーですね。
本体にはフィルムが付属されていませんので、必要な方は別途お買い求めくださいな。
MatrixPad S20 フィルム・ガラス外観・デザイン

背面は意外と高級感のある金属素材?が使用されています。少々重たい(500g越え)ですが、バンキョーの製品は質感がよくなってきているようにも感じます。

右サイドには電源ボタン・音量ボタン⊕⊖・3.5mジャックが搭載しています。ボタンの押し心地もよく、非常にアクセスしやすいです。

天井部にはUSB-Cポート・micro-SDカードスロットが備えられています。micro-SDスロットは指で外すタイプとなっており、いつでも抜き差しが可能です。この端末と電子書籍の相性は非常に良いので、SDカードに大量のデータを入れられるのは非常に助かる。

底面は二つのスピーカーが搭載。

すべてのバンキョー端末をレビューしてきましたが、S20は画面淵が細いです。最新のタブレットたちとも戦っていけるくらい細いので、ちょっとだけ感動しました(笑)
OS

プリインストールアプリは非常に少なめです。RAM3GBを考慮してなのか、Google純正OSよりも少ないアプリ数となっています。なので、ここから自分の好きなように端末を組み立てていく楽しみもありますし、シンプルにそのまま使うことも可能です。実際に使用してみると、シンプルな構成の方が使いやすかったりするんですよね。この点は非常にGoodだと思っています。

設定メニューはAndroid OS標準を少しいじったような画面となります。シンプルながら使いやすさ重視といったところでしょう。
普段GalaxyやHUAWEIなどのカスタマイズされた端末を触っている方には少し物足りなさを感じる設定項目ですが、必要十分にまとまっているので安心して使えますよ。
カメラ

太陽ピッカーんの室内で渾身の一枚を撮りましたが、マゼンタ強すぎる印象です。細かい文字は読めますので、テキストの記録には使用できそうです。それ以外の用途では室内撮りは微妙でしょう。
ディスプレイ

発色は寒色気味ですが1280*800にしてはきれいです。本体の画面サイズが大きいので、目から離して使う分にはドットは気にならないと思います。

ココが最大の欠点化かも、ディスプレイのリフレッシュレートは45Hz。つまり、一秒間に45回しか画面更新がされません。iPhoneなら60回、最新端末ならば90回、120回と今のスマートフォンに慣れている方はスクロール時の引っかかりに違和感を感じるかもしれません。また、1秒以下を争うゲームではこれが命取りになるかもです。
パズルゲームやYouTubeなどでの使用に関しては嫌な感じはしなかったです。
サウンド
今までのバンキョーのタブレットで一番音がいいです。間違いありません。非常にクリアで、音も大きいです。
本体底面に2つのスピーカーが搭載されているので、どの持ち方でも音が安定しているのもいいポイントです。
パフォーマンス

こちらはアクションゲームでの使用です。ディスプレイが45Hzなのでちょっとカクツキを感じますが、プレイできなくはないです。処理能力はここらへんが限界といったところです。

パズルゲームは非常に快適に使用が可能です。音もいいので、まったり楽しむには最高でした。
その他、YouTube・ブラウジング・マップに関しても問題なく使用できます。
保証について
[安心品質保証] VANKYOタブレットS20に万が一、破損や故障、付属品不足等がございましたらお気軽にご連絡ください。「注文履歴」から本商品購入履歴の「販売:VANKYO」をクリックし、右上の「質問する」からメールで当店に連絡が可能です。弊社の日本語サポートチームが24時間以内に対応致します。
Amazon MatrixPad S20
MatrixPad S20は1年保証期間があり、どんな問題でも対応していただけるとのことです。また、Amazonプライムがついていますので1か月以内の返品・返金も可能です。
ポイント
いい点
- ほぼ純正Android 9.0 Pie
- 改善されたベゼル
- ぎりぎり片手操作が可能
- バンキョー端末で最も良いスピーカー
- SoCとディスプレイ解像度のバランス
- ストレージ容量64GB
- Bluetooth5.0
- Wi-Fi-acに対応
悪い点
- リフレッシュレート45Hz
- OSのチューニングが甘く感じる
- 重量(531g)
こんな方におすすめ
- 音楽鑑賞がメイン!
- 主な使用目的がテキスト!
- 大画面でYouTubeを見る!
- 寝タブにする!
まとめ
Vankyo MatrixPad S20はディスプレイ解像度が1280*800でHD画質となりますが、その分動作がサクサクしています。同じSoCのS30と比較してもパフォーマンスはS20の方が上です。
なので画質を重視しない使い方ならば、S20がストレスなく使用することができると思います。逆にフルHDでYouTubeなど動画コンテンツを楽しみたい場合はS30を選択した方が良さそうです。
S20は今までのバンキョー端末と比較して、ベゼル・音質・重量が改善されているので、扱いやすいタブレットになっています。
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