VANKYO MatrixPad Z10が届きましたので、実機レビューをしていこうかと思います。MatrixPad Z10は10インチのFHDディスプレイを搭載し、RAM3GBを搭載した15,000円のコスパのいいタブレットとなります。ただ、CPUについては公式でスペックを公開していないのでそちらの方も確かめていこうかと思います。
VANKYO MatrixPad Z10は現在Amazonで販売されています。
もくじ
Vankyo(バンキョー)とは


Vankyoはプロジェクターやタブレット端末などを中心に扱っている中国のブランドです。
会社の設立は2017年8月29日と業界の中では比較的新しい企業となっています。
バンキョーの製品は、生活の質を高める革新的な機械のみならず、テクノロジーと健康を結びつける開発にも力を入れています。最高品質の製品と最も行き届いたサービスを提供することを目指しているとのことです。
Vankyoの日本公式ツイッターはこちらとなります。製品のプロモーションやサポートへの問い合わせはこちらからとなっています。
メールでのやり取りで日本担当者がこの会社にいることが分かりました。カタコトでもなく、読みやすい日本語で、対応も早いことから、日本のサポートもバッチリだと思います。
Vankyo Z10のスペック
製品名 | VANKYO MatrixPad Z10 |
Amazon JP 取り扱い開始日 | 2019年8月25日 |
OS | Android9.0 |
Antutu | v8.0.6 56538点 |
ディスプレイ | 10インチ 1920×1200 FHD |
CPU | Mediatek MT8163 Cortex – A53 600MHz – 1500MHz |
RAM | 3GB |
内部ストレージ | 32GB |
アウトカメラ | 13MP |
インカメラ | 5MP |
サイズ | 260 x 160 x 9.3mm |
バッテリー | 6,000mAh |
防水 | 非搭載 |
重量 | 560g |
ポート類は以下の通り。タップ、クリックで大きくできます。

左からMicro-USB , 3.5mm Jack , SDスロット , Mini HDMI , 背面デュアルスピーカーとなっています。

DevCheck Hardware and System Infoアプリを使用し、調べた結果、プロセッサーは「Mediatek MT8163」とわかりました。
もっとしょぼいものを使用しているのかと思って心配していましたが一安心でした。
このCPUなら記載してもいいと思うんですがね。

Antutu最新バージョンでは56538点となります。
実機レビュー動画
開封

箱の品質が高すぎます。さらさらとしていてプレミアム感満載です。

中身はこんな感じ。JP用の商品紹介カードは日本語でしっかりと書かれていました。箱の中に日本語の商品紹介カードが入っているので、日本専用に売り出していることが分かります。
日本史上への力の入れ方を感じます。

内容物は画像の通りとなっています。本体、説明書、商品紹介カード、Micro-USBの四点となります。
で、こちらを見てほしいです。私はこれを見た瞬間にこのメーカーが好きになりました。

(´;ω;`)。。。かつてガチ中華メーカーでここまで奇麗な説明書は見たことがありませんでした。私は感動しました。ここが最大の盛り上がり場所です!!冗談です。
実機レビュー
外観・デザイン

若干ベゼルが太めの印象を受ける10インチ 1920×1200 FHDディスプレイです。
ガラスは指のすべりが悪くありませんでした。ただ、ゴリラガラスコーティングのような絹のようななめらかさはありませんでした。この値段を考慮すればガラスは上質なものといえます。

裏面です。真ん中部分は金属(おそらく薄いアルミ)の上に塗装が施された部品となります。サイドはプラスチックです。
デュアルスピーカー

スピーカー穴は裏面に二つ搭載されています。大音量かつクリアに再生されます。
置いて動画や音楽を鑑賞しても音が大きいため、よく聞こえます。
OS(Android 9.0)

まさかの横画面ブートアニメーション。これは予想もしていなかったです。
面白いんですが、縦でよかったんじゃないかなと思います。
※タップ、クリックで大きく表示できます。
ほぼ標準のプリインストールアプリ、設定メニューとなります。無駄なものがなくすっきりとしていますがサクサク、ぬるぬる感はいまいちです。
カメラ

ライティングされた部屋でもこの暗さです。インカメラもアウトカメラも期待して使用するにはお勧めできません。
ブラウジング(chrome)

ブラウジングはスムーズに行うことができます。指の追尾もこの程度と妥協できるものでした。必要十分です。
動画鑑賞(YouTube)

読み込みに時間がかかりますが、一度読み込んでしまえば止まることなく再生ができました。ディスプレイは10インチのFHDなので動画鑑賞には最適だと思いました。
ゲーミング(キャンディーソーダ、FarmVille 2)

アニメーションの多いパズルゲームでやっと動いているといった印象を受けます。ロード時間もかなり長く、20秒ほどかかり起動しました。

こちらは農園系のゲームになります。起動までの時間が長く、タッチ操作にラグを感じてしまいました。
二つのゲームをプレイしてみて、パズル系のゲームなら動かすことは可能だと思いましたが、いずれにしてもゲーミングにはお勧めできません。
マップ(Google マップ)

最初の読み込みさえ済ませてしまえばスムーズに使うことが可能です。GPSの掴みも悪くありません。
Vankyo タブレット10インチZ10専用ケース

カジュアルなデザインとなっている純正専用ケースも販売されています。感触としてはしっかりとした硬さがある、さらさらとした布です!

内容物にはインストール方法(ハメ方)が記載された説明書も同梱されています。かなり丁寧に書かれているため、迷うことなくハメることができました。

インカメラに合わせるとすんなりはまります。

蓋はマグネット式となり、きっちり閉じることができますが、スクリーンオン・オフの機能はありません。この辺があればとっても便利なんですけどね。
それでも閉じた状態でぶらぶらすることもないので満足しています。

純正ケースなので各ポート、カメラ穴もバッチリです。

専用ケースは自在に角度を使られるスタンドにもなります。布と布がでしっかり固定されるため、動画鑑賞時には便利です。

ケース装着時の重さは842gとなっています。正直重いです。タブレット本体が560gなので、ケースが262gとなります。多機能でかっこいい代償は重さです!
全体的によくできていると思いました。本製品2300円程度ですが、他の製品と迷ったらとりあえず買っといて損はないケースです。
こんな方にはおすすめ!!
・1.5万円と妥協して使える方
・ゲーミングはしない方
・ライトユーザーで端末にそこまで機能を求めていない方
・とにかく価格を重視している方
・マップ、動画鑑賞、ブラウジング、テキスト、音楽がメインの方
・軽いパズルゲームなどを大画面のフルHDで楽しみたい方
次製品に期待していること
MatrixPad Z10でもいい製品に仕上がっているので、値上げしてでもパフォーマンスの向上をしていただきたいところです。
2.5万円程度でMediatek Helio P70 , 4GB Ram , デュアルフロントスピーカー , 裏面フルメタルの製品が出れば日本でも広まっていくと思っています。
どこかのメーカーのように。
まとめ
VANKYO MatrixPad Z10は10インチの安価なタブレットを求めている方にはお勧めできる一品となっています。特に使い方が限られていて、ゲームはしないという方にはお勧めです。
逆に重たいゲームやアプリを安いタブレットで使用したいという方にはお勧めできない商品となっています。
アプリの起動が遅くてもその後スムーズに動けばいいという方は今すぐポチって下さい。
以上、VANKYO MatrixPad Z10のレビューでした。
3 件のコメント
ECサイトからじゃなくてメーカーさんからの提供だったんすねw
そうなのです(^^♪
昨日の件、解決しました。
タブレット初心者でしたので詳しい取扱い説明書が欲しいです。